
経済産業省の主導の下、2007年3月に設立準備委員会が設立され、以来熱意のこもった議論を重ね、同年10月19日、霞ヶ関ビルにて、設立総会が開催され、バイオチップコンソーシアムが船出を致しました。
本コンソーシアムに参加された企業は、電機、精密機械、化学、素材、製薬、試薬、診断といった多岐の業種にわたっております。各企業には、検出原理、素材、製造技術等、バイオチップに関し、有望な技術、そして何よりも、蓄積された確かな「ものづくりの強み」があります。
今、私どもに欠けているのは、各企業が開発してきたバイオチップの性能及び工業製品としての信頼性を担保する標準化や、医療、健康、食品、環境といった多くの領域での斬新な出口の発掘かと思います。幸い、コンソーシアムには、様々な業種・立場の企業が集まっており、参加企業の知恵と想像力を結集すれば、多くの課題をクリアーできるものと期待しております。
バイオチップは、医療、食品、環境を始めとした多くの分野での応用が期待されています。実用化が進めば、ベッドサイド医療やテーラーメード医療の実現、食品や環境、更にはパイオテロなどの分野で安心・安全な社会の構築に大きく貢献するものと確信しております。
今後、事業企画・推進、標準化、対外連携の3WGがスタートしますが、各WGは、多くの分野で参加企業の技術が使われるよう肝に銘じて、真摯で実りある活動を進めていきます。そして、このバイオチップコンソーシアムが大きな成果を結実させ、世界をリードするバイオチップ事業が育つ一翼を担うことを期待しております。